地質調査のアルバイトでお出かけ

1/13月曜日 地質調査のアルバイトでお出かけ。今回は九州のいちばん南の佐多岬あたりの現場である。一週間ぐらいの予定。CSAMT. 月曜日、朝は9時前に羽田空港に集合。チケットも会社からもらったプリントアウトを渡すだけ。便利な世の中ね。荷物預けのときに財布にこのあいだ買ったばかりのカード型ナイフと、スイスアーミーナイフのカード版など、入れたままだったのを思い出してややあせった。気がつかなければ廃棄されるところだった。 お客は半分くらいの入り。空の状態が悪くてかなりの低空飛行をしているとの機長アナウンスがあった。実際かなり揺れていた。 隣の人が上空でパソコン使い続けていたのだが、そういえば最近は電子機器の使用基準も緩和されたとか聞いていたが、実際目にするとやや斬新。でも離陸と着陸のときは、ドア開いてるとき以外は電源切るようにとアナウンスがあったが。 2時間ほどのフライトで鹿児島空港へ。予約のレンタカー会社のお迎えバスに乗った。 それから3時間ほど移動。私は最近買った「あまちゃん歌のアルバム」をコピーして持参していた。これをレンタカーのオーディオに入れて鑑賞しつつ移動。劇中の歌を、かなりどうでもいいものまで収容している、ほとんどギャグCDである。メインの2曲の他に、いつでも夢を、ぐらいはまだまっとうだが、いらないバイク買い取るぞ、とか、フトマキ歌唱のデモバージョンまで入っていって、けっこうウケた。 周囲の山には崩れかけて植物も生えていない、垂直に近い崖が多い。これはシラスが崩壊しやすいからこうなるのだそうだ。関西以南や四国あたりも山が多いが富士山ふうのなだらかなものが普通だ。あれは石灰岩質で水浸などでゆるやかに削れるからなだらかになるのだそうだ。景色はややかすんでいる。雲の中ふうであるが低地もそうだから、これは桜島の火山灰か。途中の道には、アシタバなども生えていた。おもわず掘って持ち帰りたくなる。千葉なら房総の先端あたりとおなじような植生であるな。 なお、鹿児島は妖怪・豆腐小僧のふるさとだった、かな? 必要な機材は営業所留めで送付していたはずが来ていない。で、本日は現場の下見のみ。余裕があるので、ついでに佐多岬まで遊びに行く。クルマで入れるところから結構歩いて岬の展望台までたどりつく。ここは、本州最南端という表記にしているらしい。まだ南にはいろいろ島があるしな。 東西南北シリーズで町通しも交流しているらしい。最北端が稚内。最西端が長崎県小佐々町、最東端が北海道根室、で最南端がここの鹿児島県佐多町である。岬に立つと近場には種子島屋久島なども見えるときもあるらしいが、全体的にかすんでいてなにもみえず。桜島の噴煙も視界を邪魔しているらしい。 他には、最北端の稚内は学生時代に行ったことがあるな。 本日は気候もよく、関東あたりよりは暖かめ。今回は1週間ぐらいいるはずなのでけっこう過ごしよいかと思ったが、同行のリーダーは年末にも下見でこちらに来ており,最高温度はやや高めになるが、風の強い日はとても寒いから、風邪を引いていまだに治っていない。だから防寒には注意とのこと。 関東あたりで見みないものとしては、なんか葉が巨大なサトイモみたいなものが、やたら自生している。あれは食えるのかなと聞くと,誰でもそう思うようで、私も支社の人に聞いたが、あれはクワズイモといわれていて有害なのだ、とのこと。 そこで思い出した,私も学生時代に西表島までキャンプに行った。ただのキャンプではなく食い物は現地調達しようというサバイバルキャンプであった。そこであの芋食べてみようとしたのだった。ちょっと焼けば食えるのではと考えたが、先に口にしたヤツは唇が腫れ上がってしまったのであった。私は二番目予定だったが口にする直前であったので、助かったのであったが(笑)。 あとで調べたところでは、実は食えないこともなく、細かく刻んでから水にさらして、のこりのデンプンだけを食べる、というような方法では、フィリピン方面では食されているらしい。 佐多岬周辺はなにもないような場所だった。隣町の民宿に入る。しかし、連絡間違いか、部屋不足で,私とあと1名は近場の別民宿へ移動。そしたら、ここはインターネット使えないじゃない。いまどきは、壊れかけの建物でも無線LANぐらい入っているぞ。あきらかに一般の民家を民宿に改造したような建物である。客はわれわれ二人のみ。しかし、アットホームでよい感じではある。相方はこちらへくるなり、名物の焼酎の一升瓶を2本も買って、夕食時から飲みまくり、さらに夜用にお湯ポットを2本頼んでいた。私も普段ならそれぐらいやるのだが10日後に精密検査だから夕食での酒は控える。γGTPを下げなくては。これは血糖値の問題などと異なり、あきらかに酒の飲み過ぎと原因がはっきりしている。といってわずかな寝酒分は準備しているけれども。